KeyBindControlは、iOS 端末から macOS 端末へ操作を送信するための補助ツールです。iPhone や iPad でボタン操作(ショートカットやテキスト入力)を行い、その指示を macOS 側で実行します。
Overview
KeyBindControl とは
本アプリは、ユーザーの安全とプライバシーを第一に考え、以下の前提で動作します。
ローカル接続:iOS と macOS が同じネットワーク環境(同じ Wi-Fi)にあること。
ユーザー主導:ユーザーが明示的にボタンをタップしたときのみ操作が実行されること。
権限の許可:macOS 側で必要な操作権限がユーザーによって許可されていること。
本アプリはインターネット経由での遠隔操作を行うツールではないため、外出先やモバイルデータ通信のみの環境から自宅の macOS を操作することはできません。これにより、外部からの不正アクセスのリスクを抑えた安全な設計となっています。
KeyBindControl の入手方法(最初に行ってください)
KeyBindControl を利用するには、macOS 用の Helper アプリと、iOS 用の KeyBindControl アプリの両方を準備する必要があります。どちらか一方だけでは動作しないため、必ず両方をインストールしてください。
KeyBindControl は、iOS アプリから macOS 側の Helper アプリへ操作を送信する構成になっています。そのため、利用を開始する前に、以下の 2 つのアプリをそれぞれ入手してください。
アプリのダウンロード
KeyBindControl を利用するには、iOS アプリと macOS 用 Helper アプリの両方が必要です。以下のリンクから、それぞれダウンロードしてください。
[macOS 用 Helper をダウンロード] DMG ファイルをダウンロードし、macOS にインストールします。
[iOS アプリを App Store で開く] App Store から iPhone / iPad にインストールします。
macOS:KeyBindControl Helper のダウンロード
macOS 側では、iOS アプリから送信された操作を受け取り、実際に実行するための KeyBindControl Helper アプリを使用します。
1. 配布ページにアクセスします。
2. サーバーにアップロードされている **KeyBindControl Helper(.dmg ファイル)**をダウンロードします。
3. ダウンロードした .dmg ファイルを開き、表示される手順に従ってアプリケーションフォルダへコピーします。
4. インストール後、KeyBindControl Helper を起動してください。
※ 初回起動時や後続のセットアップでは、macOS のセキュリティ設定(アクセシビリティ権限など)の許可が必要になります。これらの設定については、「KeyBindControl Helper のセットアップ(macOS)」を参照してください。
iOS:KeyBindControl アプリのダウンロード
iOS 側では、操作(マクロ)を作成し、macOS へ送信するための KeyBindControl アプリを使用します。
1. iPhone または iPad で App Store を開きます。
2. 「KeyBindControl」を検索します。
3. アプリをダウンロードしてインストールします。
※ iOS アプリは単体では動作せず、必ず macOS 側の Helper アプリと連携して使用します。
通信について
KeyBindControl は、同じ Wi-Fi(同一ルーター)に接続された端末間でのみ通信を行います。
利用可能な環境:自宅や職場の Wi-Fi に、iPhone と Mac が両方接続されている状態。
利用できない環境:外出先から自宅の Mac を操作することや、インターネット経由の遠隔操作。
※ 通信はユーザーの操作に応じて必要なときだけ行われます。アプリが常時通信を行ったり、バックグラウンドで Mac を監視したりすることはありません。
セットアップの順序(必ず守ってください)
セットアップには明確な順序があります。この順序を誤ると正常に動作しない場合があるため、以下の流れで進めてください。
1. macOS 側の準備:Helper アプリを起動し、必要な権限を設定します。
2. OS 側の設定:アプリを起動し、通信許可などの初期設定を行います。
3. ペアリング:両方の端末を関連付け、操作を送信できる状態にします。
4. 実行:iOS 側で操作(マクロ)を作成し、macOS へ送信します。
※特に重要なのは、「まず Mac、次に iPhone」という順序です。Mac 側の準備ができていない状態では、iOS アプリの設定を完了させることができません。
トラブルシューティング
「動かない」と思ったら、まずは以下をお試しください。
1. Helper アプリの再起動:Mac 側のアプリを一度終了し、再度起動してください。これで解決するケースが非常に多いです。
2. ネットワークの確認:iOS と Mac が同じ Wi-Fi に接続されているか確認してください。
3. アクセシビリティ権限の確認:iOSとmacOS 側で必要な権限が許可されているかを確認してください。
4. 「Enable Key Injection」の確認:macOS 側設定で本機能がオンになっているかを確認してください。
5. Mac のスリープ状態:Mac がスリープ中、またはスクリーンセーバーが動作中は操作を受け取れません。
KeyBindControl の仕組みと注意点
KeyBindControl を安全かつ意図どおりに利用するための設計と開発方針を以下にまとめます。
ユーザー主導:操作は、iOS 側でユーザーがボタンをタップした瞬間にのみ送信されます。
自動実行の排除:バックグラウンドで勝手に操作を送信したり、アプリが自動で判断して Mac を動かしたりすることはありません。
限定された操作:実行される内容は、ユーザーが事前に設定したショートカットやテキストに限られます。
アクセシビリティ権限について
macOS 側で設定する「アクセシビリティ権限」は、キーボード操作を代行するために必要です。
管理権限:権限の許可・取り消しは、いつでもユーザー自身が macOS の設定画面から管理できます。
記録の否定:許可された権限を利用して、ユーザーの入力内容や操作履歴を外部サーバーに記録・保存・送信することは一切ありません。
安全な停止:権限を許可しない場合、アプリは「動作しない」だけであり、システムに悪影響を及ぼすことはありません。
ネットワーク利用に関する注意
本アプリはインターネットを経由しない「ローカル通信」専用です。
外部非接続:操作内容が外部サーバーを経由したり、クラウドに保存されたりすることはありません。
推奨環境:不特定多数が利用する公共の Wi-Fi ではなく、ご自宅や職場など、信頼できるネットワーク環境での利用を推奨します。
共有端末での利用について
複数人で 1 台の Mac を共有している場合、以下の点にご注意ください。
アクティブユーザー:操作は「現在 Mac にログインし、画面を操作しているユーザー」の環境に対して実行されます。
誤操作の防止:離席時や他の方が操作する際は、Helper アプリを終了させるか、ペアリングを解除しておくことをおすすめします。
補足・関連情報
詳細な規約については、以下のページを必ずご確認ください
プライバシーポリシー:本アプリにおける情報の取り扱い(情報を収集しない方針など)を明文化しています。
利用規約:本アプリの利用条件、免責事項、および無料版・Pro 版の範囲について定めています。
Support
お問い合わせについて
操作方法やセットアップで解決しない問題、または不具合の報告については、サポート窓口からお問い合わせください。お問い合わせの際は、以下の情報を添えていただけますと、スムーズな調査が可能です。
使用環境:macOS のバージョン / iOS のバージョン
キーボード設定:使用している配列(JIS / US)
症状:「〇〇という操作を送信しても反応しない」など、具体的な内容
内容を確認のうえ、順次アップデートや回答にて対応させていただきます。